こんにちは。ぴぴ(@komameh)です。
今日は、我が家の子供たちも利用している【ジュニアNISA】についてまとめました。
目次
ジュニアNISAって何?
ジュニアNISAとは、2016年1月から開始した「未成年少額投資非課税制度」です。

※ロールオーバー(非課税期間終了時)とは?
非課税期間が終了した際には、NISA口座・ジュニアNISAで保有している金融商品を翌年の非課税投資枠に移行(移管)することができます。この移管のことを「ロールオーバー」と呼んでいます。
なお、ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が120万円を超過している場合も、そのすべてを翌年の非課税投資枠に移すことができます。
(金融庁HPより抜粋)

1人1口座だから金融機関はしっかり考えて選んでね!
(私は失敗したよ。理由は後ほど・・笑)
金融機関を変更したい場合には口座を廃止しないといけないんだけど、口座を廃止すると過去の利益に課税されてしまうので注意。
ジュニアNISA口座で非課税となる利益

ジュニアNISAで取引できる金融商品
対象となる金融商品
株式投資信託
国内株・外国株
国内ETF・海外ETF
ETN(上場投資証券)
国内REIT(J-REIT)・海外REIT
新株予約権付社債(ワラント債)
対象とならない金融商品
非上場株式
預貯金
債券
公社債投資信託
MMF・MRF
eワラント
上場株価指数先物
FX(外国為替証拠金取引)
金・プラチナなど
※実際に購入することのできる金融商品は、金融機関によって異なります。

我が家は楽天証券で開設したんだけど・・
いざ、商品を購入しようと思ったら【外国株】が購入できないことを知ってびっくり!

パパもママも楽天証券を利用してたから子供も同じでいいよねーって、深く考えずに開設したんだよね。もっと他の証券会社も調べれば良かった。
現在、ジュニアNISAで外国株式取引ができるのはSBI証券のみ
メリットとデメリット
メリット
・相続税と所得税ダブルで節税ができる
相続税(年間110万)の範囲内なので、その中から80万円までをジュニアNISAで運用すれば相続税と所得税ダブルで節税効果が得られます。
・家族みんなで利用すれば非課税投資枠が広がる
子供2人はジュニアNISA、両親は通常NISA(1人あたり非課税投資枠120万)を利用した場合、
4人家族で年間400万円の非課税投資枠を利用することができます。
デメリット
・18歳まで払い出しができない
ジュニアNISA口座に1度入金してしまうと(商品を購入しなくても)18歳になるまでは払い出しができません。
途中で払い出しをした場合は、原則として過去に非課税とされていた利益に課税されます。
⇒令和2年度税制改正により、2024年以降は払い出し制限がなくなります。

払い出し制限がネックでジュニアNISAをしない人が多かったよね。(私もその1人)
でも、これでやらない理由はないかも!間違いなく良制度!
【朗報】2023年末でジュニアNISAは廃止だけど・・?
2023年12月31日にジュニアNISAは廃止されますが、改正により2024年1月1日以降は払い出し制限がなくなります。
ジュニアNISA制度期間内に20歳になる場合
20歳である年の1月1日に自動的にNISA口座が開設されます。
(一般NISA、つみたてNISAどちらか選択可能)

20歳になる前にジュニアNISA制度が終了してしまう場合
継続管理勘定で20歳になるまで非課税で保有することができます。
※継続管理勘定とは?
ジュニアNISA制度が終了する2023年以降、非課税期間が終了する場合に、口座開設者本人が20歳になるまで金融商品を保有するための非課税の勘定のことです。この勘定では新規の投資を行うことができません。
(金融庁HPより抜粋)

まとめ
これまでは18歳まで払い出しができないという資金拘束が大きなデメリットでしたが、払い出し制限がなくなるので使い勝手が良くなりますよね。
他にも、子供にマネーリテラシーを身に付けてもらうのにも良いなぁーと思っています。
ただ銀行に預けていてもお金は微々たる金額(利息)しか増えませんが、運用した場合には大きな利益を生む可能性がありますからね。(私も高校生ぐらいのときに教えてもらいたかった)
ジュニアNISAを使わない手はないと個人的には思います。(笑)
これからはじめても合計で最大240万円分(最大80万円×3年分)の非課税枠を得ることができるので、この機会にぜひ検討してみてくださいね☆
我が家の子供たちのジュニアNISA運用状況を公開してます。
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